ゆるっと備忘録

好きなものを好きなときに好きなだけ。

私とメトロックとジャニーズWEST。

2019年。
最後に行った野外フェスがこの年のメトロック大阪。たしか曇天で肌寒かった。当時のメモがスマホに残ってて見返してみたけどとんでもないスケジュールで動いてた。今やったら確実に次の日終わってる。



2020年。
ハピライYSSBとMステダブトラで気になる存在になっていたジャニーズWEST。淵からひっそり覗いていたらCDTVライブライブの証拠で一気に沼の底まで突き落とされた。

元々eighterだったので彼らのことは知っていた。歌番組で見たこともあった。カウコンは毎年見てるのでフレディの格好をしてたのもなんとなく覚えてる。


詳細は伏せるけどこの頃私事でいろいろあって。自分を取り巻く環境の変化とか、それに伴い周りにいろいろ言われたこととか、メンタルは強い方だと思っている私でもだいぶ参っていた時期だった。

そんな状況で目にした証拠のパフォーマンス。正直それまでトンチキソングを歌っていた印象しかなくて(ごめん)、どストレートなロックを歌っていることを知らなくて。ロック×ジャニーズWESTの相性の良さにシンプルに驚いた。その熱量に「あ、これでいいんだ。間違ってないんだな。」って思えてぼろぼろ泣いた。スッキリした。こうしてジャニーズWESTのオタクがひっそりと誕生した。



2021年。
メトロックにジャニーズWESTが出ると知り即申し込む。rainboWは全滅していたので初めてWESTさんに会える!それがフェスなんて!と小躍りした。でも中止に。仕方ないこととはいえ喪失感は大きかった。




初めて自分でお金を貯めて買ったCDはロードオブメジャーの大切なもの。
音楽に関しては割とフッ軽でいろんなジャンルを聴くけどロックはずっと身近で大好き。
大学生になってバイトも始めて余裕ができてからはライブやフェスにも通ってた。ぎゅうぎゅう詰めの空間。押し合い圧し合い将棋倒しにあって死にかけたこともある。汗に塗れてアザだらけになって、それが嫌だって人もいるだろう。(ディスタンスの箱を経験してその快適さを経験してしまった今は私もムリかもしれない。)
それでも拳ひとつ突き上げてタオルぶん回して飛び跳ねてツーステ踏んでシンガロングして。そんな空間がやっぱり大好きなんだよね。




2022年。
3年ぶりに開催されることとなったメトロックは絶賛Mixed Juiceツアー中。日程的に明らかに怪しい大阪の5/14。ここに賭けて申し込む。当選する。このとき2次抽選だったかな。なかなか発表されないcoming soonに絶対そうだ、という気持ちと違うのでは...という気持ちがグルグルしていた。
そしていざ発表されて。今年も呼んでくれたことにまず感謝。そして念願のフェスの舞台でWESTさんを観れることに感謝。あと普通に久しぶりに野外フェスに行けるのが嬉しかった。そして緊張。なんかずっと胃が痛かった気がする。
持ち時間は50分。エイトとは違って彼ら自身がバンドスタイルではないからどんなセトリでくるのか考えるのが楽しかった。




そしていざ当日。
とんでもなく電波が死んでいたので入場に手間取りグッズ待ちでアイビーカラーとキュウソを聴く。バタバタしながらいざWESTさんのステージへ!




≪セトリ≫

  1. ええじゃないか
  2. ズンドコパラダイス
  3. Anything goes
  4. Big Shot!!
  5. Mixed Juice
  6. サムシング・ニュー
  7. 間違っちゃいない。
  8. アンジョーヤリーナ
  9. 週刊うまくいく曜日
  10. 僕らの理由
  11. ムーンライト
  12. 証拠
1.ええじゃないか

彼らのデビュー曲であり一般的知名度も高いであろうこの曲。一番初めにくるのはまぁ予想できた。メトロック~に変わった歌詞。すき。アクロバットもあるからそこでアピールもできるしね。かっこよかった。

2.ズンドコパラダイス

まさかメトロックで全力で♪ズンズンドコズンズンドコ~って踊ると思ってなかった。最初聞き間違えたかなって思った。けど楽しすぎた。

3.Anything goes

アルバムで初めて聴いたときにめっちゃ縦ノリやな~と思ってて。ツアーで実際見たときにこれフェスでも映えるなあと思っていた曲。

4.Big Shot!!

この曲も知名度高い方だと思うんだけど(実際私も沼落ちする前から知ってたしなんならいい曲って思ってた)(なんでその時にハマらなかったんや)。手拍子もあるし盛り上がるよね!

5.Mixed Juice

これも予想外だったな!最初の濵田さんのフェイクで震えた。ツアーではペンラとうちわを持って上半身だけで踊ってるのを、素手で全身で踊れたのが楽しすぎた。

6.サムシング・ニュー

あいみょん提供曲。フルでの披露ありがとう。
しげりゅせパートは胸熱になる。歌うだろうなとは思ってたけどフェスで聴けるのすごい新鮮だった。

7.間違っちゃいない。

ステージに鍵盤があったから重岡くんがピアノ弾く曲でこの場でやりそうな曲…?ってなってたけどまさか聴けるとは。中止になった2021でもやる予定であっただろうこの曲。歌詞間違いも愛おしくなるね。メンバーがお互いの顔を見ながら歌うのが大好きなんです。

8.アンジョーヤリーナ

生で聴きたいと思っていたけど、やるかなーどうかなーと思ってて。曲名聞いて叫んでしまった。ギターかき鳴らす姿がかっこよかったよ。

9.週刊うまくいく曜日

サンボマスター山口さん提供曲。「ワンツーサンシー!」これも全力で跳べるのが楽しすぎた。声出しできる場でぜひとも歌いたい曲。

10.僕らの理由

SUPER BEAVERのやなぎさん提供曲。ツアーでペンラをぶん投げたくなる曲①。拳を突き上げて思いっきりヘドバンするのが楽しすぎた。

11.ムーンライト

ツアーでペンラをぶん投げたくなる曲②。周りを気にせず跳ぶことができてもう嬉しすぎた。
どこまでも行けそうな気がしてさ、ってほんとにそう思わせてくれるその熱さにもう号泣。

12.証拠

ツアーでペンラをぶん投げたくなる曲③。曲名を言う前からメロイックサイン。まあそうだよね。この曲はどうしたって泣くんです。念願のフェスの場でこの曲を聴くことができて本当によかった。フルありがとう………







とまあ簡単に振り返ってみたわけですが、
……最っっっっっっっ高。
このセトリを眺めるだけで夜な夜な語り明かせる自信しかない。
今年もメトロックに出演することはいつ決まったんだろう。セトリはいつ考えられたんだろう。
ミクジュツアーのあのラストスパートのバンドコーナー3曲(証拠→僕らの理由→ムーンライト)は確実にメトロックを意識して組まれたものだと思うんだけど、そもそもツアーのセトリはいつ考えられたんだろう。藤井Pどこまで計算していたの…




前日まで降っていた雨で足元は見事にドロドロ。公式も長靴を推奨するぐらいの田植えフェスと化した会場。当日も雨が降ったり止んだりだったのに出番の前から少しずつ晴れ始める空。なんて出来すぎたストーリーなの…???

ありがたいことに前方エリアで見ることができたので肉眼で歌う姿を目に焼き付けることができた。下手したら今までに行ったフェスでも一番近くで見ることができたかもしれない。(推しバンドは当時前列カオスすぎたので安全なところで見てたのよね。)もう幸せ以外の言葉が出てこない。
青空の下で歌う姿、一生忘れないんだろうな。




50分で12曲。まず持ち時間50分もいただけたことに感謝。そしてこの曲数。普通のバンドでもなかなかこの曲数することないよね。


ジャニーズがロックフェスに出る、そのことで荒れた意見もあったけど。
ロックも好きだしジャニーズも好きだしどっちにも足を突っ込んでる身からすると、どっちの言い分もまあそうだよなあ…と思いながら見ていて。先にも書いたように私は割となんでも聴くし受け入れる方なので、楽しかったらなんでもいいやん!せっかくフェスでいろんな人たち見れるんやから普段見れない人たち見るのお得やん!って思うんですよね。ただ、『郷に入っては郷に従え』は肝に銘じとかないといけないよねってだけで。

「誰を好きでもどうでもよくて」って言ってたのはのんちゃんだったかな。



普段のライブとは違ってファンじゃない人たちも大勢いる、いわばアウェーなあの空間で、歌える・踊れる・アクロバットもする・作詞作曲もする・楽器も弾く・煽る・喋れる、というWESTさんの魅力を最大限に詰め込んだかのようなあのセトリは、あの場では大正解だったのではないかと。
もっとゴリゴリにロックに寄せることも予想できたけどそうしなかったのは、あくまでも自分たちが“アイドル”の“ジャニーズWEST”であることを証明したかったんだろうな、と。それを思うだけでもうこの文章を打っている今も泣けてくる(重い)。

言葉で、身体で、全身で挑んでいたその熱量がひしひしと伝わってきて。Webで本人たちがお写真もたくさんあげてくれて楽しかったんだろうな、嬉しかったんだろうな。ミクジュ公式であがったお写真もみんな本当にいい顔をしていて。
あー!もうこんなの推すしかないやん!!!!!!!ずるいわ!!!!!!!





「俺たちアイドルに胸張って生きてます!」という神山さんの熱い言葉。
この言葉をメトロックの場で聴けたこと。大事にしようと思う。